テニススクールの集客でSEOは効果的なのか?支援実績をもとに解説
テニススクールを経営していく上で集客は非常に重要な課題であり、多くの経営者が悩みを抱えているのではないでしょうか。
そこで本記事では、「集客」に課題を感じているテニススクールの経営者向けに、効果的なSEO対策・施策について解説していきます。
これからテニススクールでの集客数を増やしたい経営者・ご担当者様や、SEOに不安がある、あるいは疑問点が多くあるというテニススクール運営者の方はぜひご覧ください。
- 本記事は、上場企業をはじめとする法人向けWEB集客支援を行なっている、株式会社アネマがお届けします
- 会社としてもテニススクールへのSEOコンサル・サイト制作支援実績あり
- 弊社の代表は、累計100万人以上に読まれたテニスブログの運用経験あり。さらに学生時代にテニススクールでアルバイト経験もあり
上記のような経験を踏まえて、テニススクールにおける効果的な集客支援を実現いたします。
テニススクール内におけるSEO対策の良し悪しを確認したい、WEBからの集客ノウハウを相談したい、などの悩みを持つテニススクール経営者様は、アネマへお気軽にご相談ください。
テニススクールの集客においてSEOは効果的なのか?
SEOはテニススクールにおいて効果的な集客手段の一つであり、チラシ等のポスティングや看板での集客だけでなく、インターネットからの集客においても顕在層へ効率的にアプローチしやすいです。
最近では老若男女問わずスマートフォンを持っており、誰もがインターネットを通して情報を取得しています。実際に「テニススクールに通おうかな」と考える人の多くが、住んでる地域名とあわせてGoogle検索を行い、WEBサイト内でスクールの雰囲気などを確認しています。
そのため、[地域名(市町村、沿線、エリア)+ テニス]で検索上位を取れると非常に効果的で、個人レッスンを提供する個人事業主コーチにおいても個人でWEBサイトを開設し、このようなキーワードを狙ってSEO施策を図るべきです。
テニススクールがSEOで設定したい目標
テニススクールがSEOで設定したい目標は以下の通りです。
- スクール名で上位表示されるようにする
- [地域名+テニス]で上位表示を狙う
- [地域名+テニススクール]のMEOも攻略する
- 体験入会までの導線を設計する
順番に解説していきます。
スクール名で上位表示されるようにする
こちらは最低限達成しておきたい目標となっており、スクール名で上位表示されないと機会損失を生みやすくなります。
なぜなら、スクール名を認知してもらっていたとしても、本当は訪れるはずだった見込み客がWEBサイトへ辿り着きにくくなるからです。
その分、競合のテニススクールへ流れてしまう可能性が高くなります。スクール名で上位表示されていない場合は、早めに改善しておくべきでしょう。
[地域名+テニス]で上位表示を狙う
こちらがテニススクールのSEOで一番に設定しておきたい目標であり、テニススクールの見込み客を増やしていく上で効果的なキーワードとなっています。
先ほども申し上げた通り、テニススクールに通おうかなと考えているユーザーの多くが、地域名を含めたキーワードで検索することが多いです。
そのため、地域名を含めたキーワードで上位表示することができれば、地域の方は貴社のテニススクールを探しやすくなります。競合との差別化にもつながるため、SEO対策・施策をする上で一番の目標にしていきましょう。
[地域名+テニススクール]のMEOも攻略する
MEOとは、Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)のことで、Googleマップ版でのSEOのようなものです。
テニススクールは継続的に通う必要があるため、お客さんは場所を気にしてGoogleマップ上で検索することも多いです。そのときに、Googleマップの検索結果で上位表示されていれば、より効果的な集客につながってきます。
なお、上記に示した通りで2023年現在、[地域名+テニススクール]で検索すると広告の次にマップ上での検索結果がきており、MEOへの重要性が高まってきています。
[地域名+テニススクール]で上位表示を狙いつつ、[地域名+テニス]で検索された際も上位表示されるような形が理想的です。
体験入会までの導線を設計する
テニススクールの場合いきなり入会とはならず、体験レッスンを通して比較検討を行い、入会までを考える方が多いです。
そのため、WEBサイトに訪れたユーザーに対して、体験入会までの導線をわかりやすく設計することが重要です。
体験入会の情報を端的にまとめたり、簡単な手続きで申し込めるようにするなどの施策を行って、よりお問い合わせにつながる導線を作るようにしていきましょう。
テニススクールがSEO対策を行うメリット・デメリット
テニススクールがSEO対策を行うメリットやデメリットについてまとめていきます。
SEO対策を行うメリット
テニススクールがSEO対策を行うメリットは以下の2つです。
- 地域の方からの認知を獲得できる
- 広告に頼らない、中長期的な集客が期待できる
適切なSEO対策からWEBサイトが上位表示されれば、少ないリソースで安定的な認知・集客の獲得が実現できます。
また、すぐに効果はなくても、引越ししてきたなどで顕在化した需要への効果にも期待できます。SEOは広告に頼らない、中長期的な集客が期待できるのが大きなメリットです。
なお、テニススクールは他の業種と違い、WEB集客に注力している会社は非常に少ないため、コスパ良く上記のようなメリットを獲得することが可能です。
SEO対策を行うデメリット
テニススクールがSEO対策を実施することによるメリットは大きいですが、一方でデメリットもあります。
- SEO効果を実感するまでに時間がかかる
- SEO対策を実施するための人的コストがかかる
一般的に、SEO施策の成果が検索結果に反映されるまでには、最短でも3〜6ヶ月程度の期間が必要であり、中長期的にWEBサイトを育てていくことが必要です。
また、施策を実行していくための人的リソースも必要で、SEO知識を持つ人材による効果的なSEO対策が必要になってきます。
SEO知識を持つ人的リソースがないテニススクール経営者様は、アネマなら月5万円〜でSEOの専門家に相談することができるため、ぜひ下記をご覧ください。
テニススクールがやっておきたい基本的なSEO施策
ここでは、テニススクールがやっておきたい基本的なSEO施策について紹介していきます。
- SEO内部対策
- SEO外部対策
- コンテンツSEO
順番にみていきましょう。
SEO内部対策
SEO内部対策とは、WEBサイトのHTML構造や内部の要素を最適化することを指し、実施すべき具体的な施策は以下の通りです。
- タイトルタグの見直し(title≠h1)
- 地域名で上げたいページの見出し構造の確認(h2、h3、h4)
- メタタグの設定(キーワード、ディスクリプション)
- 内部リンクの最適化
上記のような施策を行うことで、WEBサイトが検索エンジンから高い評価を受けやすくなります。
その結果、SEO対策を行っていく上での土台ができ、検索結果で上位表示されやすくなります。
SEO外部対策
SEO外部対策とは、運営するサイト外からのリンク(※被リンクと呼ばれます)を獲得することによって、検索エンジンからの評価を高めることを指します。
検索エンジンは他のサイトから自社サイトへの被リンクを参照し、そのサイトの信頼性や重要性を判断します。要するに、被リンクの質や量が良いほど検索エンジンからの評価は高まりやすいわけです。
反対に、被リンクの質や量があまり良くない場合、SEOにおいて厳しい闘いを強いられるともいえます。そのため、SEO外部対策として良質な被リンクを多く獲得することが重要になってきます。
コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、良質なページや記事コンテンツを継続的に作成することで、検索エンジンの評価を高める手法のことです。
- 読者の検索ニーズに応じたコンテンツの制作
- 集客用とお問い合わせ用に分けたページ制作
- 関連記事を内部リンクで繋ぐサイト設計
具体的には上記のような施策を行うなどといった、ユーザーの検索意図に合わせた高品質なコンテンツを作成していきましょう。
そこから集客→お問い合わせへの導線を設計することで、SEOから体験入会までの仕組みが構築されます。
なお、よくある残念なサイト例として、良い記事を書いて検索上位を取っていても、このお問い合わせの導線がなくて読者が離脱してしまうというサイトがあります。このようなサイトは非常にもったいないので、導線設計には注意しましょう。
テニススクールが行う具体的なSEO施策
ここからは、テニススクールが行う具体的なSEO施策について紹介していきます。
- キーワード選定
- サイト設計
- ユーザーの検索ニーズを満たす
順番に解説していきます。
キーワード選定
キーワード選定とは、検索結果に上位表示させたいワードを事前に洗い出しておくことを指し、テニススクールでは以下のようなキーワードを狙うと効果的です。
- 地域名+テニス
- 地域名+テニススクール
- 地域名+テニススクール+安い
例えば、[横浜 テニス][横浜 テニススクール][横浜 テニススクール 安い]などが上記に該当します。
また、試合を開催しているスクールだと実力ある方が集まりやすいため、試合情報に関するキーワードやテニス上達法に関するキーワードを狙うのも良いかもしれません。
一方で、年配の方や主婦向けに寄せたいスクールでは、初心者やシニアにとってのスクールとして全面的に押し出すのも良いでしょう。
サイト設計
サイト設計とは、WEBサイトの全体的な構造やコンテンツ配置などを決めることで、ユーザーが目的の情報を素早く見つけられるように設計することを指します。
- 実績や強みなどの差別化
- コーチの情報、生徒の声
- 料金やプラン内容、アクセスなどの基本情報
具体的には上記のようなページを作成するなど、スクールの情報を伝えられるようなコンテンツを作成してあげる必要があります。
そして、WEBサイトに訪れたユーザーにとって、作成したコンテンツを探しやすいようにサイト設計していきましょう。
ユーザーの検索ニーズを満たす
テニススクールをWEB上で探す人は、レッスン風景の画像・動画などがあると、スクールに通った自分を明確にイメージできます。
例えば、コーチと生徒が和気あいあいとした雰囲気で、楽しそうにレッスンを受けている様子などが伝わるような画像や動画を掲載することで、楽しそうにスクールに通う自分を想像できます。
そのため、トップページや主要な固定ページなどに、所々レッスン風景などがわかる画像や動画を設置しておきましょう。また、レッスン風景だけでなく、常にWEBサイトに訪れるユーザーが何の情報を求めているのかを考えることが重要です。
テニススクールのSEO対策を行う際の注意点
テニススクールがSEO対策を行う上で注意しておきたい内容があるため、ここではその内容について紹介していきます。
- 見出し(h2、h3)やtitleタグを適切に設定する
- 競合の強さを客観的に分析する
- SEOを目的にしすぎないようにする
順番にみていきましょう。
見出し(h2、h3)やtitleタグを適切に設定する
SEOにおいて最も効果的な施策は、トップページや地域名で狙う固定ページのtitleを見直す、またh2やh3などの見出しを充実化させることです。
しかし、ここができていない会社が多く、大きな機会損失を生じているWEBサイトが多いです。
WEB制作会社にサイトを作ってもらっても、実は見出しタグがめちゃめちゃだったりすることは多いため、見出し(h2、h3)やtitleタグが適切に設定されているかは最低限確認しておきましょう(弊社で確認することもできます)。
競合の強さを客観的に分析する
SEOを意識したWEBサイト運用も大事ですが、勝つのが難しいスクールが競合にいた際に、大きく人的コストを溶かしてしまいかねません。
そのため、自社のWEBサイトと競合を比較して、どれくらい勝てる見込みがあるのかを最初に把握しておく必要があります。
- ドメイン運用歴
- DR by ahrefs(ドメインの力=検索エンジンからどれくらい信頼されているかを表す指標)
- 競合が上位を獲得しているキーワード
具体的には、上記のような分析を客観的に行い、競合に勝っていけるのかを把握していきましょう。
SEOを目的にしすぎないようにする
SEOで集客を行っていく上で、本質的な目的はSEO上位を取り続けることではなく、自社の売り上げアップです。
しかし、十分にSEO施策を行っても資本力の高いスクールに検索順位で勝てないとき、SEOに書ける工数のコストパフォーマンスが悪くなることもあります。SEOは相対的に評価されるため、どうしてもライバルサイトに影響を受ける部分があります。
そのため、無闇にSEO上位を取りに行くような施策を実行し続けるのは気を付けましょう。また、先述のような競合分析の仕方がわからない方も含めて、SEO施策を行っていく上でどこまでコスパ悪くなるかなどの分析をしてもらいたい方はアネマへご相談ください。
テニススクールの集客では、「SEO以外」の部分も重要
テニススクールは「体験」を提供する場所なため、非言語情報が重要で、サイトの中でいかに画像・動画で雰囲気を伝えられるかが鍵となっています。
地方では特に車で通われる方もいるので、場所よりも体験の魅力をいかに伝えられるかに集中した方が良いです。それを見た方はスクールの雰囲気をイメージしやすく、お問い合わせのハードルも下がります。
なお、これらのことを全てWEBサイトで行う必要もなく、写真や動画ならインスタグラムなどのSNSの方が良い場合も多いです。WEBサイトと連携できるSNSも多いため、あらゆるプラットフォームを活用してスクールの魅力を伝えられるようにしていきましょう。
テニススクールでやらなくていいSEO・WEB集客施策
ここまでで、テニススクールがやっておきたいSEO施策について紹介しましたが、反対にテニススクールがやらなくていいSEO・WEB集客施策についてまとめていきます。
コーチのブログ
SEO施策を行う上で、最も重要なのはユーザーニーズを把握することです。WEBサイトに訪れるユーザーはどんな情報を欲して、どのようなサービスや体験を得られるのかを適切に把握できるようにすることが大事です。
しかし、コーチのブログは既にスクールに通っている生徒は読んでも、新規で入会を悩むお客さんにはあまり読まれません。つまり、新規で入会する方のニーズにおいて、コーチのブログは適合していないということです。
そのため、テニススクールがSEO施策を行う場合には、基本情報を正確に掲載したサイトや、体験レッスンの魅力を伝えるコンテンツなど、より直接的なアプローチをする方がコスパが良くなってきます。
なお、ここではコーチのブログについて触れましたが、コーチの紹介や実績などは信頼担保として載せた方が良いです。そのため、コーチの紹介ページなどは個別に作成しておきましょう。
リスティング広告
リスティング広告を出すのも良いですが、テニススクールは基本的に競合が少ないので、SEOの方がコスパが良くなる場合が多いです。
また、SEOでは一度上位表示されれば持続的な集客につながるため、安定的な売り上げに期待できます。広告に依存しない集客設計ができるので、費用対効果を考えれば、SEOの方が良い場合が多いです。
しかし、競合が多すぎる場合はSEOの方がコスパが悪くなることもあります。そのような場合は、顧客獲得コストを常に見ながらリスティング広告を回していきましょう(アネマで支援可能です)。
テニススクールのSEO対策でよくある質問
最後に、テニススクールのSEO対策でよくある質問についてまとめていきます。
選んではいけないSEO業者はどんな会社ですか?
選んではいけないSEO業者には、以下のような会社が挙げられます。
- レポートしか出さない会社
- オンライン集客の戦略を一緒に立ててくれない会社
特に小規模の個人スクールなどでは、SNSも含めてWEB集客できるかが経営の持続可能性に大きく影響してきます。
適切なSEO業者は一緒に戦略を立て、長期的な視野で運用をサポートしてくれます。そのため、上記に当てはまる会社は避けるのと、もしそのような会社と契約を結んでいる場合は、すぐに乗り換えた方が良いでしょう。
競合との差別化を図るにはどうしたら良いですか?
本記事で何度か出ていますが、テニススクールは「体験」を提供する場所なため、写真や画像にこだわると差別化になります。特に雰囲気が良く楽しそうなスクールだと、お客さんは通いたくなります。
また、スクールならではの強みを押し出せると良いです。例えば、試合をよくするスクールなのか、初心者とマンツーマンレッスンを行うスクールなのかでは訪れるお客さんも変わってきます。
そのスクールならではの強みをWEBサイトで押し出せると、ニーズに応じたお客さんを集客できます。競合にはないスクールの強みがあるはずなので、それを全面的に押し出せるようにしていきましょう。
テニススクールでSEO対策にお困りの方はアネマへ
本記事では、テニススクール向けにSEOを中心とした集客方法について解説しました。今回紹介したSEO施策を実行することで、集客数やお問い合わせ件数も増え、新規で入会するお客さんも増えるはずです。
しかし、本記事で紹介した内容を全て実行するのは、なかなか手間がかかる作業ではないでしょうか。また、SEO知識を持つ人がいない状態で行うと、回り道することも考えられます。
- 現状社内で行われているSEO対策の良し悪しを確認したい
- 伸び悩んでいる順位を上げるためのアイデアがほしい
- 細かい運用ノウハウを相談したい
そのため、上記のようなお悩みを持つテニススクールの経営者様は株式会社アネマへお気軽にご相談ください。
テニススクールへのSEOを中心としたWEB集客の支援実績をもとに、サイト・ブログ・SNSの改善施策をご提案させていただきます。